ややおもしろめな日々

毎日に落ちてるおもしろいをさがします。

新幹線に乗れなかった

新幹線に乗れませんでした。



正確に言うと、乗りたかった新幹線に乗れなかった。今現在は乗っている。



休暇を取って実家のある東北の某県へ帰省、数日間のんびり過ごした後、東京に戻るところでした。


県内で新幹線が通っている駅までは、最寄駅から1時間ほど電車に乗っていかなければいけません。

新幹線乗り換え駅は終点の1つ前。

降りずに終点まで行ってしまいました。

乗りたかった新幹線は、気づいた3分後には私を乗せないまま東京へと走り出してしまいました。


とりあえず駅員さんに相談すると、乗車券は有効なため、次の新幹線に立席で乗れると教えてもらいました (全席指定で自由席がないので)。指定席を買い直すことも提案されましたが、7000円くらいしたので、立ち乗りすることにしました。


というわけで、今新幹線の中に立っているわけです。


実は電車を乗り過ごす前に、実家に上着を忘れてきてしまったというミスも犯しており、不注意の罪悪感に拍車がかかります。

おまけに東京でも月に3〜4回は電車の乗り違いや乗り過ごしをやらかしているという実績もあることも、またやらかしたのかよ、と私のメンタルを追い詰めます。


ひとしきり悲しんだ後、今の状況になって良かったことを考えよう、と思った。

常々母に、自分の都合のいいように考えなさい、騙されたと思ってやってみてと言われるものの、いや、自分がダメなんだからそんなことできない!と思って拒否し続けてきた20年くらい。

ここのところ、ほんのちょっとしたミスでも、人生終わりかくらいの自己嫌悪に苛まれて辛かったので。


そして今の時間を何か形にしようと、数ヶ月放置していたこのブログを書いてみようと思ったのです。


あ、どうもお久しぶりです。



さて、「在来線を乗り過ごし新幹線に乗り遅れて後続列車の立ち席、到着時間も遅くなる」という今の状況になって、よかった点を考えてみました。


数時間立ちっぱなしだから脚が鍛えられる

この車両で立ちのりは自分だけだから貸し切り状態

周りの目を気にせずブログ書けちゃう

重いスーツケースを上げ下げする手間が省けた

私が乗らなかった座席の隣はきっと子連れのお母さんで、隣がいなくてのびのびできてる(妄想)

東京の家に着く時間が1時間くらい遅くなるがその分読書や考え事の時間ができる


完全に気持ちが晴れるわけではないけど、自分はバカだ、できない奴…と考え続けているよりだいぶ生産的な時間が過ごせたかな?

乗り間違えない、乗り過ごさない方法を考えた方が生産的なのでは?とツッコミがきそう。



ちなみに実家に忘れた上着は、忘れ物に気付いた母が、最寄駅から電車が出る直前に届けてくれました。

間に合うの絶対不可能かと思ったけど、行動してみなきゃわかんないと思って!と。